沖縄本島から飛行機で手軽に行ける与那国島!運賃や所要時間などを徹底解説
目次
以外と近い?
日本最西端の与那国島へ行ってみませんか
与那国島は、日本最西端に位置しており、台湾からはわずか約111kmの距離にあります。
石垣島から飛行機で約30分とアクセスも良く、気軽に離島気分が味わえる島として年々人気が高まっています。
今回は、昔ながらの独特な文化が今なお息づく離島・与那国島を徹底解説!ぜひ旅行の参考にしてくださいね。
◆与那国島へのアクセス方法が知りたい方
◆与那国島内のおすすめ移動方法が知りたい方
◆与那国島のおすすめ観光スポットが知りたい方
与那国島ってどんなところ?
与那国島は、独特な風習や言葉が今も息づき、島全体でその文化が大切に守られています。
日本在来種の小型馬「与那国馬」や泡盛作りなど、地元の伝統に触れられる体験も豊富。離島ならではの豊かな文化に触れられる貴重なスポットです。
与那国島の場所
与那国島は石垣島と台湾の中間に位置しています。台湾からは約111kmで、石垣島よりも近い位置にあります。
その近さから、晴れている与那国島では、稀に台湾の山並みが見えることもあります。
与那国島の気温や降水量
与那国島は亜熱帯海洋性気候に属し、年間を通して温暖で湿度が高いのが特徴です。
夏は気温が30℃を超える日も多いですが、断崖絶壁に囲まれている地形の影響で年中海風が強いため、体感温度は少し低いと言われています。
冬でも平均気温は約18~20℃と、寒さが苦手な人にも優しい気候です。
降水量は年間を通して多く、特に梅雨(5~6月)と台風シーズン(8~10月)には雨が増えます。
○平均降水量:2353.6 mm(東京/1528.8mm)
那覇から与那国島への行き方は?
与那国島には「与那国空港」があり、飛行機でのアクセスが可能です。
那覇空港から与那国空港への所要時間は約1時間30分、意外と近いんです!
那覇空港発→与那国空港
那覇空港から与那国空港へは直行便が運行していますが、本数が少ないので早めの予約をおすすめします。
乗り継ぎ便を選ぶ際は、石垣島での乗り継ぎ時間を確認してください。
直行便を利用できればスムーズですが、乗り継ぎでも楽しみながら旅ができますね!
【直行便】 | 那覇→与那国 |
航空会社 | 琉球エアーコミューター(RAC) |
所要時間 | 約1時間30分 |
運航本数 | 1日1便程度(季節や曜日により異なる) |
【乗り継ぎ便】 | 那覇→石垣→与那国 |
那覇→石垣 | 約1時間(ANAやJTA) |
石垣 → 与那国 | 約30分(RAC) |
所要時間 | 合計約2時間30分~4時間程度 |
➡︎予約・詳細はJAL公式サイトから
与那国空港発→那覇空港
与那国空港から那覇空港への直行便も、琉球エアーコミューター(RAC)が1日1便程度運航しています。
やはり乗り継ぎ便(石垣島経由)を利用する場合は乗り継ぎ時間を確認してください。
旅行のスケジュールに合わせて、直行便か乗り継ぎ便を選ぶとよいですね。
➡︎予約・詳細はJAL公式サイトから
那覇空港から与那国空港までの運賃
那覇空港から与那国島までの運賃は、大体の目安としては片道1万4,000円から3万円程度です。
旅行日程が決まったら、早割や往復割でお得にチケットをゲットしましょう!
➡︎与那国島へ飛行機でアクセスする方法についてもっとくわしく
景色を楽しみたい人必見!
石垣↔︎与那国への飛行機おすすめ座席
那覇空港から与那国空港行きの飛行機を利用する際に景色を楽しむには、進行方向に対して左側の窓席が、沖縄の島々が見えやすくおすすめです!帰りの場合はその逆、右側の窓席が景色を楽しみたい方にぴったりです。
石垣島→与那国島間への行き方
石垣島から与那国島へ行くには、飛行機かフェリーでのアクセスになります。それぞれの移動方法と所要時間を以下にまとめます。
飛行機で石垣→与那国へ行く場合
新石垣空港へは、大阪、名古屋、福岡、東京から直行便が就航しています。
大阪からは約2時間半、名古屋からは約3時間、福岡からは約2時間、東京からは約3時間30分です。
新石垣空港から与那国空港への直行便の運賃は9,000円〜13,000円程度の間で季節により変動しています。
【直行便】 | 石垣→与那国 |
航空会社 | 琉球エアーコミューター(RAC) |
所要時間 | 約30分 |
運行本数 | 1日3~4便程度(季節や曜日によって異なる) |
➡︎予約・詳細はJAL公式サイトから
石垣島から与那国島へフェリーで行く場合
石垣島から与那国島へは「フェリーよなくに」が就航しており、所要時間は約4時間で、運賃は大人3,610円、小人1,810円です。(2024年11月現在)
運休することもありますので、最新のスケジュールはオンラインや港の案内所でしっかり確認しましょう。
フェリーは飛行機よりも時間はかかりますが、コストを抑えたい方や船旅を楽しみたい方におすすめです。
➡︎与那国島へのフェリーについてもっとくわしく
与那国島内の移動について
意外と気軽に行ける与那国島。いざ行ってみよう!と決めても、初めての離島では観光の移動手段に迷ってしまいますよね。
ここからは、与那国空港から近い集落や、空港に到着してからの移動手段についてご紹介します。
一番近い集落は祖納地区
与那国島には祖納・久部良・比川の3つの集落があります。与那国空港から一番近い集落が祖納地区です。
飲食店や宿泊施設も多く、与那国町役場もあり、島の中心地となっています。
観光スポットや見どころがたくさんあるので、手始めに祖納地区から探索するのもおすすめです。
移動はレンタカーがおすすめ
与那国島での移動手段には、レンタサイクル、レンタバイク、タクシー、無料の生活路線バスなどの移動手段があります。
中でもやっぱりレンタカーがおすすめ!与那国島はアップダウンの激しい地形をしているので徒歩だけでは大変です。
生活路線バスも本数が少ないので、天候に左右されず気ままに点在するスポットを観光するにはレンタカーが便利です。
車の場合は1時間程度で島内を1周できます。
➡︎与那国島おすすめレンタカープランはこちら
与那国空港近くのおすすめレンタカー屋さん
与那国島にはいくつかレンタカーショップがあありますが、空港に近くおすすめなお店をふたつご紹介します。
むんぶレンタカー
空港に近いレンタカーといえば「むんぶレンタカー」です。空港から徒歩1分、「むんぶてらす」にありとっても便利です!
メンテナンスが行き届いた車両で快適なドライブを約束してくれます。
◆アクセス:与那国空港徒歩1分
◆公式サイト
SSKレンタカー(最西端観光株式会社)
こちらも空港から徒歩2分、最西端観光株式会社のSSKレンタカーもおすすめです。
軽自動車、普通自動車、ワゴン、ライトバンと、種類豊富な車種が揃っています。
与那国島旅行のおすすめ泊数は?
飛行機の本数や与那国島の観光にかかる時間などを考慮すると、与那国島旅行は2泊3日が最適といわれています。
例えば、2泊する場合、1日目は宿周辺の散策、2日目は島観光&アクティビティ、3日目は移動時間まで焦らずゆっくり過ごすことができます。
ただし、台風の季節(8月〜10月)は飛行機の遅延や欠航があることも。余裕を持ってスケジューリングしましょう。
与那国島のおすすめの宿泊施設5選
ここからは、与那国島でおすすめのホテルや民泊をご紹介させていただきますので、計画の参考にしてくださいね。数が限られているのでレンタカーと同じく早めの予約がおすすめです!
①与那国むんぶステイ
むんぶリゾートが運営する与那国むんぶステイは、空港前と租納と比川浜3箇所にあり、旅の計画に合わせて場所が選べます。
チェックインは全て、空港前のむんぶてらすになります。むんぶてらすにはカフェ&バーも併設されていて、季節のお食事が楽しめます!
3施設全てに無料Wi-Fiもあります。
➡︎むんぶてらすで楽しめるお食事プランはこちら
②旅の宿かふう
旅の宿かふうは家庭的な雰囲気でほっこりできる宿です。沖縄の昔ながらの古民家に宿泊してみたい方におすすめです。
浴室やトイレは共有スペースで管理されており、部屋は4.5畳の部屋と6畳の部屋がそれぞれ3室用意されています。ナンタ浜が近く、徒歩5分で遊びに行けます。
③与那国島ゲストハウスFiesta(フィエスタ)
ゲストハウスFiestaは、与那国空港から車で約10分の距離にあるゲストハウスです。
ドミトリータイプの部屋と個室タイプの部屋が用意されており、旅で出会った人と交流したい場合もプライバシーを重視して宿を選びたい場合にもぴったりです。
素泊まりのみですが、共有設備には調理器具などの充実したキッチンがあり、島内で買ってきたものを調理することが可能です。
④旅の館・阿檀(あだん)
旅の館・阿檀(あだん)は短期から長期まで、色々なスタイルで宿泊できるお宿です。アダンとは、パイナップルに似た実をつける、奄美や沖縄に自生する植物のこと。
「Dr.コトー診療所」が全巻揃っている上にDVDが無料で借りられるので、観光前の予習にいかがでしょう。
⑤民宿てぃだん
アットホームな民宿に泊まりたいという方には、民宿てぃだんがぴったりです。
「てぃだん」は与那国島の言葉で「太陽」という意味で、その名の通り民宿から日本最後の夕日を見ることができます!
宿は久部良集落の中にあり、久部良港からは徒歩5分、与那国空港からは車で約10分の距離にあり、アクセスも便利。
海水浴のできるナーマ浜も近く、与那国島の海を堪能したい方にもおすすめ。
与那国島のおすすめスポット5選
与那国島には観光スポットが点在しています!レンタカーを借りたらさっそく島中の必見スポットを隅々まで巡ってみましょう♪
①天気が良ければ台湾が見られる!
日本最西端の碑
日本最西端の地に来たと実感したいなら、西崎(いりざき)に向かいましょう。
西崎(いりざき)は、人が入ることのできる場所としては日本最西端の位置にあり、「日本最西端の碑」が建てられています。
記念撮影をすれば、思い出になること間違いありません!天気が良ければ、台湾の島影が見えることも。
アクセス: 与那国空港から車で約15分/久部良港から車で約3分
②Dr.コトー診療所
今でもドラマファンには聖地巡礼の場所となっている、ドラマ「Dr.コトー診療所」の撮影跡地もおすすめ。
診療所の建物や設備はドラマで見たままの姿を今に伝えており、訪れればドラマの世界に入り込んだかのよう!
ドラマ愛好者はもちろん、そうでない方もその雰囲気を楽しむことができます。
沖縄県八重山郡与那国町与那国3027-1
アクセス:与那国空港よりカタブル浜方面へ車で約10分
③与那国島のシンボル!立神岩
与那国島のシンボルとして島の南東部の海岸にそびえ立つ立神岩も必見スポット。
立神岩には、海鳥の卵を取ろうと立神岩に登った若者が下りられなくなり神に祈って眠ったところ、目を覚ました時には無事に戻っていたという伝説があります。
与那国島の伝説に触れたいという方は、訪れてみてはいかがでしょうか。
沖縄県八重山郡与那国町与那国
アクセス:与那国空港から車で30分
④六畳ビーチ
六畳ビーチは、その名のとおりこじんまりとしたビーチです。小さいながらも白い砂浜が美しいビーチは地元の人にも人気です。のんびり時間をすごしたい方にはぴったりのスポットです。
沖縄県八重山郡与那国町与那国
アクセス:与那国空港から車で約9分
⑤東崎展望台(あがりざきてんぼうだい)
東崎展望台は、与那国島を代表する絶景スポットです。
断崖絶壁に立つ展望台からは、周囲の雄大な自然や与那国馬が放牧されている姿も見られ、島の静寂と力強さを同時に感じられる場所です。
与那国島ならではの壮大な景観を楽しみたいなら、ぜひ訪れたい場所の一つです。
沖縄県八重山郡与那国町与那国
アクセス:与那国空港から車で約20分
与那国島のおすすめアクティビティ
与那国島には、島内観光の他にもおすすめの楽しみ方がたくさん!
こちらでは与那国島でぜひ体験してほしいアクティビティをご紹介します。
①シュノーケリングツアー
与那国島の周辺海域は、亜熱帯特有の熱帯魚たちと透明度抜群の美しい海が広がっています!
日本最西端の海で、特別なシュノーケリング体験をお楽しみください。
②与那国島在住ガイドと巡る周遊ツアー
与那国島を知り尽くした島在住のガイドが、各人気スポットを案内してくれるうれしいツアーです。ここだけの島の話が盛りだくさんです。
初めて与那国島を訪れる方はもちろん、一度与那国島を訪れたことがある方でも、さらに与那国島のことを深く知ることができるはず。
送迎付き&移動はガイドの車なので、車の運転が出来ない、苦手な方にもおすすめです。
③SUP/カヤックツアー
与那国島の海上散歩を楽しめる、カヤックかSUPが選べるツアーです。
与那国島の美しい海は透明度抜群なので、海上からでも海中の熱帯魚たち観察できます。
老若男女楽しめる、カヤック・SUPでのんびり与那国島の絶景を堪能しましょう!
④星空鑑賞&ジャングルナイトツアー
夜の与那国島も満喫できる、星空鑑賞&ジャングルナイトツアー。季節によっては、本州では見ることができない南十字星や流星群が見られるかもしれません☆
与那国島に暮らす亜熱帯地域特有の珍しい動植物に出会えたら、子供から大人まで大興奮間違いなし!
⑤伝統調味料コーレーグース作り体験
島トウガラシを泡盛に漬け込んだ、沖縄の伝統的な調味料「コーレーグース」を手作りするプランです。
農家さんに教わりながら、新鮮な島トウガラシ収穫するところからスタート!
完成品はもちろん持ち帰ることが出来るので、世界でひとつだけのうれしいお土産に♪
まとめ
与那国島はのんびりとした空気が魅力。日頃のストレスから解放される場所です。
南国の離島ならではの美しいビーチはもちろん、壮大な大自然に圧倒されるでしょう。
そんな魅力たっぷりの与那国島で楽しくゆったりと過ごすためにも、アクセス方法や宿泊地などしっかりリサーチし行けば安心ですよね!
みなさまの楽しい与那国島旅行のお役に立てたらさいわいです。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
➡︎あわせて読みたい記事はこちら