石垣島から与那国島への行き方は?運賃や運行時間からお得な情報までご紹介!
目次
石垣島から手軽に行けちゃう与那国島!
沖縄最西端に位置する与那国島は、飛行機だと石垣島から約30分と、意外と気軽に行ける魅力満載の島です。
その自然の美しさ、豊かな文化、そして静かな時間が流れる与那国島は、多くの人々を引きつける魅力があります。
今回は、石垣島からのアクセス方法や、その魅力をたっぷりご紹介します。
◆沖縄の離島巡りに興味のある方
◆石垣島発離島巡りを計画中の方
◆与那国島へ日帰りで行ってみたい方
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与那国島の位置について
与那国島は沖縄県与那国町に属し、台湾から約111キロメートル、沖縄本島からは約504キロメートル離れた場所にあります。
日本最西端の地として知られており、豊富な自然環境と独自の文化があります。
西表島、石垣島などと同じく八重山諸島の一部であり、透明度の高い海や珊瑚礁に囲まれ、ダイビングスポットとしても世界的に有名です。
与那国島の人口について
与那国島の総人口は約1,707人とされています。(2024年時点)
少子高齢化は日本全国で問題となっていますが、与那国島も同様の課題を抱えており、若者の島離れや、高齢者の増加が見られます。
しかし、その一方で、移住者や長期滞在者を受け入れるためのさまざまな取り組みが行われており、新たな活気を与えています。
与那国島の産業について
与那国で中心となる産業は、農業、漁業、観光業です。
漁業では県内一の漁獲高を誇るカジキマグロ漁があります。農業は、サトウキビや稲作、島独特のハーブ「長命草」や島ではクシティと呼ばれるパクチーなどが作られています。
ほかには泡盛、塩、与那国花織などの第二次産業もあり、観光業も盛んになっています。
石垣島から与那国島に行く方法は2つ!
石垣島から日本最西端の与那国島への移動手段は、飛行機とフェリーの2つがあります。
どちらもそれぞれのメリットとデメリットがあるため、旅行の計画に合わせて選ぶことが大切です。
今回はそれぞれの特徴に加え、運賃や運行時間についても詳しくご紹介していきます。
①飛行機で行く方法
石垣島から与那国島への移動で最もスピーディーなのは、飛行機です。
新石垣空港からの直行便が日に数便あります。
所要時間は通常30分程度で、与那国島の大自然や文化に触れることができます。
石垣島ー与那国島の運賃
2024年現在、石垣島から与那国島までの飛行機の運賃は、基本料金で大人1人あたり平均約7,000円から20,000円の範囲になります。
季節や予約のタイミングにより、価格には変動がありますのでご注意ください。
また、学割やシニア割引など、さまざまな割引制度もご用意されているので、該当する方は積極的に利用しましょう。
石垣島ー与那国島の所要時間
石垣島から与那国島への飛行機の所要時間は、およそ30分ほどです。
天候や風向きにより少し変動することはありますが、スムーズなフライトならばこの時間内に着陸することができます。
時間を有効に使うためにも、出発前に最新のフライト情報を確認しておくことが推奨されます。
早期割引でお得に!
早期割引とは、出発日の数ヶ月前から適用される割引チケットで、早めに旅の計画を立てることで安く航空券が確保できますよ。
そのほか、期間限定で設定される「セール運賃」も見逃せない点です。
情報は航空会社のウェブサイトや旅行代理店から入手できますので、こまめにチェックしてみてください。
②フェリーで行く方法
もう一つの選択肢は、フェリーによる海路です。
石垣港から与那国島の久部良港までを結ぶフェリーは、飛行機より渡航費がぐっとお安くなります。
移動時間こそ飛行機に比べて長くなりますが、海の旅をゆっくり楽しみたい方にはおすすめです。
石垣島ー与那国島(久部良港)の詳細
石垣島から与那国島(久部良港)へのフェリー詳細をご紹介します。(2024年6月現在/片道料金)
※受付は当日の各フェリー乗場の建屋にて、予約不要。運行30分前までに手続の必要があります。
※車両、原付、バイクの乗船可能。
石垣島ー与那国島(久部良港)の所要時間
石垣島から与那国島(久部良港)までのフェリー所要時間は、所要時間は約4時間となります。
その日の海の状態によってはかなり揺れることもあるため、船酔いの心配がある方は事前に対策をしておくと安心です。
フェリーには談話室やデッキが設けられているケースも多く、海風を感じながら船旅を楽しめます。季節によってカツオドリや飛魚が見られることも。
与那国島空港付近の集落と移動手段
まずは空路で与那国空港に到着した場合をご案内します。
与那国島観光で一般的に利用されている移動方法は、レンタカーやレンタルバイク、タクシー、そして生活路線バスです。
◆営業時間:7:00から19:00
やはり天候や時間に左右されず自由に観光したい場合はレンタカーがおすすめです!台数に限りがありますので予約しておくと安心です。
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一番近い集落は祖納地区
与那国空港から一番近い集落は祖納(そない)地区です。祖納地区までは車で約10分程度という近さにあります。
この地区には、飲食店やお土産物店、宿泊施設など、観光客に必要な施設が整っており、祖納地区を拠点に与那国島内を観光する旅行者も多いです。
空港周辺のレンタカー
与那国空港の周りには便利なレンタカー屋さんがいくつかありますが、おすすめポイントと合わせてご紹介します!
むんぶレンタカー
むんぶレンタカーは、与那国空港から徒歩1分、空港のお向かいの「むんぶてらす」にありとっても便利!
返却時に給油が不要な点もありがたいポイントの一つです。
また、与那国島の観光スポットへのアクセス案内もしてくれるので、初めての方でも安心して島を巡ることができるでしょう。
電話:050-5482-5932
◆アクセス:与那国空港徒歩1分
◆公式サイト
SSKレンタカー(最西端観光株式会社)
SSKレンタカーも与那国空港から徒歩2分のところにあります。
さまざまなパッケージプランが用意されており、一人旅から団体旅行まで、どのような旅行スタイルにも対応しているのが特徴です。
久部良港付近の集落と移動手段について
久部良港は、石垣島からおよそ約120キロメートル西に位置する与那国島の主要な海の玄関口です。
石垣島と与那国島を結び、旅行者や物資の流れの中心となっています。
◆アクセス:与那国空港から車で約7分
一番近い集落は久部良地区
久部良港からもっとも近くに位置するのは久部良地区で、島の生活に欠かせない施設が集まっています。
小さいながらも飲食店や宿泊施設、売店などがあり、島の文化に触れることができます。
久部良地区にもレンタカーショップはあります。
久部良港周辺のレンタカー
久部良港からもレンタカーを借りることで、便利かつ自由に与那国島の美しい自然や文化を余すことなく体験できるでしょう。
もすらレンタカー
久部良港からアクセスしやすい位置にある「もすらレンタカー」は、その地域に根ざしたアットホームなサービスが魅力です。
民宿もやっていて宿とレンタカーが同じ場所にありとても便利。空港までの送迎もしてくれます。
与那国島ならではの観光情報も提供しているため、来島者は有意義な滞在をプランニングできるでしょう。
電話:080-9851-7779(民宿もすら)
石垣島から与那国島へは日帰り旅行も!
石垣島からのんびりと船に揺られて、またはあっというまのフライトで!与那国島への旅はとっても身近になりました。
こちらでは日帰りでも十分に与那国島の魅力を体験することができるモデルコースをご紹介します。
日帰りで与那国島を楽しめるモデルコース
日帰りで与那国島を楽しむ旅だって十分に可能です。
石垣島から約30分のフライトで簡単に渡れる日本最西端の与那国島は、豊かな自然と深い歴史を備えた観光地です。
今回は、現在運行中の「石垣10:05発/与那国18:45発」のフライトでの日帰りモデルコースをご提案します。
文化史跡から絶景スポット、地元の食事まで、魅力あふれるスポットを巡ってみましょう!
※飛行機の運行時間は変更になる可能性があります。最新情報は空港会社のHPをチェックしてください。
【10:05】新石垣空港を出発
30分のフライトは、かわいらしいプロペラ機で。あっという間に到着です。
【10:35】与那国空港に到着
あっという間に日本最西端の与那国空港に到着です。空港のお土産屋さんは帰りにのぞくとして、早速観光へ出かけましょう!
【11:00】レンタカーを借りよう!
島を効率良く周るにはレンタカー利用がおすすめです。空港近くでレンタカーを借りましょう。日帰りの場合は予約しておくと、安心&スムーズです。
【11:30】絶景!六畳ビーチを満喫しよう!
まずはビーチへ。音が響く静かな六畳ビーチは、与那国島における隠れた絶景スポットです。
青く澄んだ海と真っ白な砂浜が目を奪われるほど美しく、のんびりと散歩を楽しむのもよいですし、シュノーケリングで海中の世界を覗いてみるのもおすすめです。
【12:00】与那国島の最東端!東崎展望台
与那国島への訪問を更に特別なものにするために、ぜひ訪れて欲しいのが東崎展望台です。
この展望台からは、東シナ海が一望でき、天気が良い日には台湾を望むこともできます。
緑と青のコントラストが美しい与那国島らしい風景を存分にお楽しみ頂けます。
【12:45】立神岩展望台から絶景を望む!
最後におすすめするのは、立神岩展望台です。
ここからは、与那国島のシンボルともいえる独特な岩の形をした立神岩を間近に眺めることができ、壮大な海原との対比が目を引きます。
展望台までは小さな坂道を登る必要がありますが、頂上から見る景色は与那国島の旅の思い出になることでしょう。
また、時には野生のヤギに遭遇することもあり、自然とのふれあいを楽しむこともできます。
【13:30】与那国一のそばの名店!
わかなそばで昼食
与那国島で昼食をとるなら、地元でも評判の「わかなそば」を訪れてみましょう。
手打ちのそばは食感が絶妙で、島の新鮮な食材を使用したトッピングが自慢です。
島の温かいおもてなしと共に、特別なランチタイムをお過ごしください。
◆営業時間:11:30から14:00
◆定休日:火曜日
【14:40】日本最西端の地で思いを馳せよう!
昼食後は、与那国島の最西端へ向かいます。そこは、日本本土から最も遠い場所で、西に向かって海を眺めれば、遥か彼方に台湾が見えることもあります。
この地点に立つと、自分が文字通り「日本の端」に立っている特別な感覚に包まれるでしょう。
波の音だけが聞こえる静かな場所で、いつもとは違う視点から日本を見つめる貴重な体験ができます。
【15:20】久部良バリで与那国島の歴史を知ろう
この地域はかつて、与那国島の王が治めていた場所で、古くからの教えや信仰が色濃く残る地域です。
また、与那国に残る悲劇を伝える場所でもあります。今から200年ほど昔、厳しい人頭税に苦しんだ与那国の人々は、人減らしのために村の妊婦を集め、ここの割れ目を飛び越えるよう命じたのです。
美しいだけでない、島に残る様々な歴史を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
【16:00】ダンヌ浜で映える写真を撮ろう!
ダンヌ浜は、与那国島にある美しいビーチの一つです。
ここは白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がり、のんびりとした時間を過ごすことができ、トイレの吹き抜けからSNS映えする写真が撮れると密かに人気。
ビーチで遊んだり、シュノーケリングを楽しんだりと、自然を満喫するには最適な場所です。
【16:30】自然の展望台!ティンダバナを観光!
ティンダバナは、与那国島にある自然が作り出した展望台で、ここからは島の周囲の海を一望できます。
高台に位置しており、眼下に広がる海の色々な色の層を見ることができ、特に夕暮れ時には、その美しさが際立ちます。
自然によって形成された岩や植物も興味深く、島の生態系や地質について学ぶことができるスポットでもあります。
【17:00】レンタカーを返却
ひとまずお疲れ様でした!レンタカーを借りたお店の規則に従って、時間内に返却しましょう。
【17:10】与那国空港でお土産を買おう!
せっかくなので、日本最西端の空港、与那国空港にある各お店もぜひのぞいてみてください。
島の特産品や伝統的な工芸品、おいしいスイーツなど、家族やお友達へぴったりのお土産が見つかるはず。
地元の素材を活用したものが多く、島の魅力をたくさん詰め込んだお土産は喜ばれること間違いなし。
【17:30】空港カウンターで搭乗手続き
17:30には空港カウンターで搭乗手続きを開始しましょう。
繁忙期や天候によるトラブルも考慮して、余裕をもって手続きをすることが大切です。
【18:45】与那国空港を出発
与那国空港から石垣島へ帰りましょう。時期が合えば美しい夕日が見れるかもしれませんね。
【19:15】新石垣空港に到着
1日お疲れ様でした!石垣空港は与那国よりも便数が多いので、時間が合えばその日に沖縄本島や本州の空港に帰れるかもしれません。
せっかくの与那国島を楽しみたいなら
2泊3日がおすすめ!
与那国島へのご旅行は、じっくりと島の魅力を堪能するためにも、ぜひとも宿泊をおすすめします。
2泊3日あれば、のんびりとした島時を過ごしながら、歴史ある遺跡や神秘的な自然を満喫することができるでしょう。
地元の料理やシュノーケリング、ダイビングなどのアクティビティをたっぷり楽しめますよ。
与那国島のおすすめの宿泊施設5選
与那国島には、旅のスタイルや好みに合わせた宿泊施設がたくさんあります。
定番のホテルからコスパ重視のゲストハウス、さらには地元の人々とのふれあいを大切にできる民宿まで、多様な選択肢があるのです。
ここでは、島の中心部に近くアクセスが便利な施設から、自然に囲まれた隠れ家的な宿まで、さまざまな魅力を持つおすすめの宿泊施設を5つ厳選してご紹介します。
①与那国むんぶステイ
与那国むんぶステイは与那国空港から一番近い宿です。空港前だけでなく、租納にもあります。
一番大きい祖納集落の中にあり観光にも最適です。
レンタカーもフロントで借りられるのでとても便利!
②与那国ゲストハウスFiesta
与那国島ゲストハウスFiestaは与那国空港から車で約10分のところにある民宿です。
こちらも祖納集落の中にあり、家主手作りのおしゃれな白い家です。
夜はテラスで満点の星空を望むことができますよ!
③SUKURA
SUKURAは古民家を一棟丸ごと貸し出しが特徴です。
他にはない静かな時間を過ごすことができる宿泊施設です。
ここでは、島の自然を感じながらのんびりとした滞在ができますよ。
④民宿さきはら荘
民宿さきはら荘は、与那国島で育まれた新鮮な海の幸や山の幸を楽しめることで有名です。
与那国島の自然を感じながら、島の日常を体験できる素朴な民宿です。
また、Wi-Fiが完備されているのも嬉しい特徴ですね!
空港への送迎サービスもあります。
⑤民宿よしまる荘
次にご紹介するのは、アットホームな雰囲気で人気の民宿よしまる荘です。
こちらでは、オーナー夫妻の温かなもてなしが魅力で、多くのリピーターが訪れます。
特に食事の評判が高く、島の新鮮な食材をふんだんに使った手作りの料理を楽しむことができます。
まとめ
石垣島から気軽に旅行できる沖縄最西端の与那国島についてご紹介しました!いかがでしたか?
与那国島を訪れる際はぜひ参考にしてみてくださいね。
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