日本最西端の空港「与那国空港」について!空港からの日帰りモデルコースもご紹介!
目次
日本最西端の空港
「与那国空港」についてご紹介!
日本の地図をさらに西にたどると、そこにひっそりと佇むのが与那国島です。
「与那国空港」はこの雄大な自然に囲まれた島にある、日本最西端の玄関口。
今回の記事では、与那国空港の魅力に迫ります。琉球王国時代の遺跡から、現代の便利さを兼ね備えた飲食店やお土産屋さんの情報まで、空港周辺の観光情報も満載でお届けします。
与那国島へのアクセス方法や、空港を利用したおすすめの移動手段もご紹介するので、最西端の旅を予定している方は必見です!
日本最西端の空港がある与那国島とは?
日本のなかでも特に西に位置する与那国島は、独自の自然と文化を育んできました。
この島には、「与那国空港」と呼ばれる日本最西端の空港があり、国内外から多くの観光客が訪れます。
穏やかな海に囲まれ、美しいサンゴ礁が広がる与那国島は、ダイビングやスノーケリングの名所としても有名で、マリンアクティビティを楽しむ人々にとってはまさに楽園のような存在です。
さらに、神秘的な与那国馬や、歴史を感じさせる石垣など、島ならではの魅力に溢れています。
与那国島はどこにある?
沖縄県の最西端に位置し、台湾から約111kmのところにある小さな島、それが与那国島です。
面積は28.8平方キロメートルと小さいながらも、豊かな自然に恵まれています。
与那国島へのアクセスは、主に石垣島からの航空便や、フェリーを利用して行われます。
特に航空便では、約30分で石垣島から与那国島まで旅することができ、日帰り旅行も可能です。
島には小規模ながらも機能的な与那国空港があり、日本の国土の端を守る要所としても知られています。
与那国島の有名なものは?
与那国島には、多くの観光スポットとして名高いものが数多く存在します。
中でも「与那国海底遺跡」と言われる地形は、その不思議な形状から世界中の潜水愛好家や学者たちの注目を集めています。
また、与那国馬という小柄でたくましい馬は島のシンボルとも言える存在で、自然豊かな環境で育まれてきました。
さらに、伝統工芸品や地元の料理は、与那国島独特の風土を感じさせるものばかり。これらの文化財を守り、次の世代へと受け継いでいくことが島民にとって重要な使命となっています。
与那国空港内の飲食店
与那国空港には、空港の規模にマッチした親しみやすい飲食店があります。
旅の疲れを癒すような、島ならではの家庭的な料理が提供されることで知られています。
ここでは与那国の特産品を使った郷土料理が楽しめるほか、石垣島から送られてくる新鮮な魚を使った海鮮料理も人気があります。
まるで島の暮らしに溶け込むような雰囲気の中で食事をすることができるのが、与那国空港内の飲食店の魅力です。
与那国空港内のお土産屋さん
空港を訪れた際にはお土産選びも欠かせません。
与那国空港内にあるお土産屋さんでは与那国島で生産されたさまざまな商品を手に入れることができます。
例えば、島唯一の酒造所で作られる泡盛や、地元の素材を生かした加工食品、そして美しい海と自然を象徴するような手作りの工芸品など、豊富な品ぞろえがあります。
訪れた記念に、または大切な人への贈り物に、与那国島のエッセンスを凝縮したお土産選びを楽しむことができます。
与那国島に飛行機で行くには?
日本最西端に位置する美しい与那国島へは、飛行機を利用してアクセスすることが一般的です。
与那国空港へ向かう主なルートは、石垣島と那覇からの航空便があります。
それぞれの航路の運航状況や所要時間などを把握することで、快適に旅の計画が立てられるでしょう。
また、ケースによってはチャーター便などの特殊な方法も選択肢に入るかもしれません。
ここでは、それぞれの航路についてより詳細に解説していきます。
与那国島ー石垣島航路
与那国空港へのアクセスの中で一つの大きな柱となるのが、石垣島発着の航空便です。
石垣島は八重山諸島の中でも交通のハブとされており、与那国島へのアクセスも頻繁にあります。
石垣空港から与那国空港へは、日に数回運行されるフライトが存在し、ここからわずか30分程度で与那国島へ到着できます。
しかし、天候や季節によってはフライトスケジュールが変動することもあるため、事前に確認しておくことが大切です。
与那国島ー那覇航路
もう一つの主要ルートが、沖縄本島の那覇から与那国島へ向かう航空便です。
那覇空港からは、与那国島への直行便が定期的に運航されています。那覇から与那国までは約1時間20分のフライトで、都市部から離れた最西端の島へ直接アクセスすることが可能です。
こちらも、予約状況や気候に左右されることがあるため、予定を組む際は余裕をもってスケジュールを立てることをおすすめします。
不定期のチャーター便も!
石垣島や那覇からの定期便以外にも、与那国島にはチャーター便が不定期で設定されることがあります。
これらは通常の航空便と異なりグループやイベントに合わせて特別に運航されるもので、個別の旅行計画に合わせて航空機を手配することが可能です。
ただし、チャーター便の手配には高い費用が伴ったり、条件が限られることがあるため、一般の旅行者が利用するケースは比較的少ないでしょう。
それでも、大人数での旅行や特別な目的がある場合には便利な選択肢となる可能性があります。
与那国空港からのおすすめの移動手段は?
与那国空港から島内各所への移動手段としていくつかの方法がありますが、一般的に利用されている方法はレンタカーやレンタルバイク、タクシー、そして生活路線バスです。
与那国島は日本最西端に位置しており、小さいながらも多様な移動手段が整っているのが魅力の一つです。
観光客にも住民にも便利な、与那国島でのおすすめの移動手段について、項目ごとに紹介していきましょう。
①レンタカー・レンタルバイク
与那国島での最も自由度が高い移動手段は、レンタカーやレンタルバイクを利用することです。
小さな島のため、車で一周するのもそれほど時間はかかりません。島を巡る観光に最適で、移動も快適です。
さらに、レンタルバイクで風を感じながらの旅は、島の自然を体感するには絶好のチャンスでしょう。
レンタルショップは空港の近くにもあり、到着してすぐに借りることができるのも便利です。
ただし、交通ルールを守り安全運転を心がけることが重要で、特に島ならではの狭い道路には注意が必要です。
②タクシー
レンタカーを運転することに不安がある人や短期滞在者には、タクシーがおすすめです。
与那国空港から島内の主要な地点にはタクシーで短時間で移動できるため、効率良く観光地を巡ることができます。
また、タクシーの運転手さんは地元の情報に精通している場合が多く、親切なガイド代わりになることもありますし、時間を気にせずに済むのも魅力の一つでしょう。
③生活路線バス
与那国島には生活路線バスが運行しており、島民の生活を支えています。
観光客も利用できるため、時間に余裕のある旅行者にはコストを抑えつつ島を満喫する方法としておすすめできます。
バスの本数は決して多くはないので、事前に時刻表を確認し、計画を立てておくことが大切です。島の風景や日常をのぞき見ることができる点でも、バス移動の魅力かもしれませんね。
与那国島を楽しむ
モデルコース2選ご紹介!
石垣島から日帰り!
与那国島を楽しむモデルコースをご紹介
与那国島は石垣島からもアクセスが可能で、日帰り旅行でもじゅうぶんに楽しめる観光地です。
美しい自然景観や、ユニークな文化遺産が点在するこの島は、訪れる人の心をつかんで放しません。
このモデルコースは、そんな与那国島を日帰りで余すところなく満喫できるように作られています。
史跡から自然美、そして島ならではのグルメまで、与那国島の魅力が詰まった充実した内容になります。
まずはレンタカーを借りよう!
与那国島に到着したら、まずは移動手段を確保しましょう。
島は小さいですが、観光スポット間の移動がしやすいようにレンタカーを借りるのがおすすめです。
与那国空港の近くには複数のレンタカー会社があり、小型車からワゴンタイプまで、あなたのプランや人数に合わせた車両が選べます。
事前に予約をしておくとスムーズです。
自動車を運転しながら、心地よい潮風を感じながらのドライブは、与那国島の旅の醍醐味の一つです。
天然の展望台!ティンダバナ
ティンダバナは、与那国島の北部にある大きな岩が印象的なスポットです。
ここは天然の展望台としても知られており、天気の良い日には台湾の山々を望むことができます。
展望台からは青い海と緑豊かな島の景色が一望でき、特に夕日が沈む時間帯は絶景です。
写真撮影にも最適な場所で、インスタグラムなどSNS映えするスポットとしても人気です。
与那国島ならではの素晴らしい自然を肌で感じることができます。
立神岩展望台ついて詳しくはこちら↓
雄大な自然を感じる!
東崎展望台
東崎展望台は与那国島の最東端に位置するスポットで、ここからの眺望は壮大です。展望台からは東シナ海が一面に広がり、晴れた日には波の音だけが聞こえる静けさの中で、自然の豊かさを肌で感じることができます。東崎は、島の象徴でもあり、植物や鳥類も多く見られ、自然散策をするのにも最適な場所です。与那国島を訪れたなら、ぜひ立ち寄りたいスポットの一つでしょう。
東崎展望台ついて詳しくはこちら↓
そのサイズ感に圧倒される!
立神岩展望台
立神岩展望台からは、与那国島を象徴する巨大な立神岩が間近に見ることができます。展望台は標高が高い位置にあり、そのダイナミックな景色には訪れた人々が圧倒されるほどです。壮大な自然の造形は、まるで絵画のような美しさを呈しています。展望台からの眺めは晴れた日には特にクリアで、遠くには青い海と空が一体となる絶景を拝むことができるのです。立神岩は神々しいオーラを放ち、訪れる人々の心を揺さぶります。写真を撮るにも、自然の壮大さを感じるにも、このスポットは絶対に外せません。
立神岩展望台ついて詳しくはこちら↓
ここだけは外せない!
日本最西端の碑
与那国島といえば、日本最西端の地として知られています。この島に来たら絶対に訪れたいのが「日本最西端の碑」です。碑のそばまで行くと、目の前に広がるのは果てしない東シナ海。晴れた日には、運が良ければ台湾の山々を望むこともできます。日本最西端に立つという独特の感覚は、他の場所では決して味わえないものです。ここで撮影する写真は、旅の素敵な思い出となり、特別な意味を持つでしょう。最西端の碑が立つ風景は自然豊かで、海を背景にした独特のロケーションが存在感を放っています。
カジキが食べられる!漁協食堂でランチ
与那国島は豊かな海に囲まれており、新鮮な魚介が味わえることでも有名です。中でもカジキは与那国島の名物料理として知られており、地元漁協が運営する食堂では、新鮮なカジキを使った料理を堪能することができます。もちろん、カジキ以外にも様々な海の幸が楽しめるため、ランチタイムにはぜひ訪れたいスポットです。漁協食堂ならではの手作り感溢れる温かい料理は、旅の疲れを癒してくれること間違いありません。透き通った海を目の前に、極上の海鮮を味わいながら島時間をゆっくりと過ごすことができるのです。
島の悲劇の歴史を学ぶ!
久部良バリ
与那国島には、久部良バリと呼ばれる歴史的な場所があります。これは、かつての島の悲劇を伝える場所であり、深い歴史の理解を深める上で欠かすことができません。久部良バリでは、激動の時代を経ても変わらぬ島の景観を見ながら、かつてここで生活していた人々の生の声に耳を傾けることができるのです。平和の尊さを再確認し、今ある幸福を感じることができるでしょう。与那国島の歴史を深く探ることで、さらに旅の印象は深まります。
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レンタカーを返却して空港へ
島内の豊かな自然を満喫し、心地よい疲れを感じたところで、レンタカーを返却し与那国空港へ向かいます。与那国島の小さな空港は、島のどこか懐かしい雰囲気を漂わせておりさりげない感動を与えてくれるでしょう。空港に向かう途中の道では、青く広がる海を一望でき、帰り道もまた旅の素晴らしい思い出になるはずです。無事に出発の時間までに返却が完了すれば、心おきなく次の旅程に進むことができるでしょう。
空港から石垣島へ
与那国島の観光を終えた後は、石垣島に戻るフェリーに乗り、一日の終わりにむけて移動します。石垣島へ帰る際には、青い海を背景にしながら、与那国島での素敵な時間をもう一度心に刻みます。フェリーの揺れを感じながら、島の自然や文化、そして出会った人々との温かい交流を思い出し、与那国島の豊かな魅力を再認識する時間となるでしょう。石垣島に戻り夕日に染まる海を見つめながら日帰りの旅は美しい終わりを迎えます。
那覇から日帰りで
与那国島を楽しむモデルコース
那覇空港からはじまり、与那国島の魅力をたっぷりと味わうことができる日帰りモデルコースをご提案します。与那国島は日本最西端の島で、自然が豊かで歴史や文化に触れられるスポットがたくさんあります。那覇からは直行便で約1時間半、朝早く出発して夕方には那覇に戻るスケジュールで計画を立てることができます。このコースでは、与那国島で外せない観光地や、地元のグルメ、そして文化体験までを凝縮した滞在時間を最大限に活用するプランを紹介いたします。
まずはレンタカーを借りよう!
与那国空港に降り立ったら、さっそくレンタカーを借りて自由な時間を最大限に活用しましょう。与那国島は小さい島ですが、見どころが島全体に点在しているため効率よく動くにはレンタカーが必須です。運転しながら島の自然を眺めるのも、旅の楽しみの一つでしょう。レンタカーを予約する際は事前に空港での受け取りができるか確認し、時間を節約することが重要になります。また、与那国島は馬が放牧されている光景が見られることもあるので、道中ではスピードに注意して安全運転を心がけましょう。
観光船で海底遺跡を見に行こう!
与那国島の海には、神秘的な海底遺跡があります。これはダイバーの間では有名なスポットですが、ダイビングができない方でも観光船から海底の様子を見ることができます。船から透明な海を眺め、巨大な石のブロックが積み重ねられたかのような遺跡を観賞するのは、まさに一生の思い出になるでしょう。ただし、海は天候に左右されるので事前に天気をチェックし、時期や日によってはクルーズが中止になる場合もあることを留意しておく必要があります。
運が良ければ台湾が見えるかも!
日本最西端の碑
与那国島の西に位置する日本最西端の碑は、ここに立てば台湾本島を望むことができるかもしれません。天気が良ければ、地平線の彼方に台湾の山々のシルエットがチラリと見えることも。この地から見る夕日は、圧倒的な美しさを誇ります。最西端の碑まではレンタカーでアクセスすることができ、その道中には与那国島ならではの自然景観を楽しむことができるでしょう。国境の島でしか味わえない、開放感とロマンを体験していただきたいものです。
ファンには堪らない!
Dr.コトー診療所
与那国島といえば、多くの人々を魅了してやまないドラマ「Dr.コトー診療所」の舞台として有名です。ドラマファンなら一度は訪れたい、舞台となった診療所が実在します。診療所の建物は、ドラマの雰囲気を色濃く残しており、ファンならたまらない聖地です。内部は当時のセットを再現した展示スペースとなっており、ドラマを見ていた人は懐かしい思い出に浸ることができるでしょう。また、診療所の周囲にはドラマのロケ地になった自然の景観も残っており、ドラマのシーンを思い出しながら散策を楽しむことができます。ファンならずとも、与那国島の歴史や文化に触れる素晴らしい機会となるでしょう。
Dr.コトー診療所ついて詳しくはこちら↓
島そばを満喫!わかなそばでランチ
与那国島の観光の合間には、地元で愛される「島そば」でランチを楽しむことをおすすめします。中でも「わかなそば」は、与那国島で人気のそば屋で、地元の食材をたっぷりと使った手作りのそばが味わえます。島そばは沖縄そばとは異なり、独自の出汁と麺の食感が特徴です。わかなそばでは、コシのある手打ちそばを地元のかつお出汁でいただけます。さらに、天ぷらやラフティー(豚の角煮)といったトッピングも充実しており、地元の味を存分に堪能することができるでしょう。ランチを取った後は、再び観光の旅に出る元気をもらえます。
与那国島随一の絶景!
立神岩展望台
与那国島を代表する絶景スポットと言えば、立神岩展望台が挙げられます。与那国島の南西部にそびえ立つ立神岩は、海蝕によってできた奇岩で、神秘的な姿を見せています。展望台からはこの立神岩はもちろん、透き通った青い海や遠くに見える台湾の山脈も望むことができます。晴れた日には特に視界がクリアになり、絶景のパノラマが広がる壮大な景色に心奪われること間違いありません。与那国島の自然の美しさを象徴するスポットであり、訪れた多くの旅行者がその魅力に魅了される理由を肌で感じることができるでしょう。
立神岩展望台ついて詳しくはこちら↓
与那国馬も間近で見れる!
東崎展望台
与那国島の代表的な観光地である東崎展望台は、壮大な自然が広がる絶景ポイントです。展望台からは青く澄んだ海が広がり、晴れた日には遥か台湾も望むことができます。また、与那国馬と呼ばれる可愛らしい小型の馬も間近で見ることができ、触れ合いながら島の自然をより一層感じることができるでしょう。馬たちとの交流は、特に子供たちにとって忘れられない思い出になります。遊歩道を歩くことで、さらに様々な角度から与那国島の美しい風景を楽しむことができるのです。
東崎展望台ついて詳しくはこちら↓
レンタカーを返却して空港へ
一日の終わりには、レンタカーを返却し空港に向かいます。与那国島は小さな島ではありますが、各観光地を回るには車が非常に便利です。レンタカーで島を周ることで、効率良く多くの観光スポットを巡ることが可能です。返却時には、ガソリンの残量や傷の有無などをチェックすることが大切です。無事にレンタカーを返却し、空港で飛行機に搭乗すれば、与那国島を日帰りで楽しむ旅の完結です。心に残る島の景色と文化を胸に那覇に帰路につきます。
空港から那覇へ
与那国島への日帰り旅は、忙しい日常から離れ、自然豊かな非日常体験を短時間で堪能することができます。与那国馬とのふれあいや東崎展望台の絶景は、訪れる人々の心に刻まれることでしょう。また、レンタカーを上手に活用することで効率的に与那国島の魅力を吸収していきます。遠く、那覇から飛んできても、与那国島はその限られた時間の中で旅行者を魅了し、忘れがたい思い出を提供してくれることでしょう。
まとめ
与那国空港の情報と与那国島の見所を凝縮した日帰りモデルコースをご案内いたしました。限られた時間の中で最西端の地「与那国島」を効率良く周るには空港情報を必見です。ぜひ参考になれば幸いです。