日本最西端の空港「与那国空港」について!空港からの日帰りモデルコースもご紹介!
目次
日本最西端の空港
「与那国空港」ってどんなところ?
八重山諸島のひとつであり、日本最南端に位置する島、与那国島。「与那国空港」は日本最西端の玄関口です。
今回の記事では、与那国空港の魅力と、その周辺のおすすめスポット&おすすめ観光コースなどをご紹介します!
◆石垣島から離島巡りを計画中の方
◆与那国島での移動方法を知りたい方
◆与那国島日帰りモデルコースが知りたい方
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日本最西端の空港がある与那国島とは?
与那国島は石垣島からさらに南へ約127km、台湾からは約111kmの距離に位置しています。
豊かな自然と八重山諸島の中でもとくに独特な文化が発展した島で、世界的に有名なダイビングスポットもある人気の観光地です。
最近はアクテビティツアーもどんどん開催されています!
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面積は28.8平方キロメートルと小さいながらも、大変豊かな自然に恵まれ、その独特な雰囲気は訪れる人を魅了し続けています。
与那国島へのアクセスは、那覇および石垣島からの航空便や、フェリーを利用することになります。
おすすめは飛行機。石垣島からなら約30分とフライト時間も短く、日帰り旅行も可能です。
与那国島といえば?
与那国島には、多くの観光スポットとして名高いものが数多く存在します。
中でも世界的に有名なスポットは「与那国海底遺跡(与那国島海底地形)」。
人工的な「海底遺跡」なのか自然にできた「海底地形」なのか、毎年調査は進むものの謎は明かされていません。
また、与那国島に生息し、古くから農耕や乗用などに活躍してきた与那国馬は、日本在来馬8馬種のひとつで、与那国町の天然記念物に指定されています。
沖縄のお酒といえば泡盛が有名ですが、与那国島にはここでのみ製造が許されている、アルコール度数60度を超える泡盛「花酒」があります。
このように、八重山諸島の中でもとくに独特な文化が育まれてきた、日本最西端の島なのです。
与那国空港の施設について
与那国空港にはどんな施設があるのでしょうか?ご紹介していきます!
◆営業時間:7:00から19:00
飲食店:なし
残念ながら、与那国空港唯一の食堂「空港レストラン旅果報」は2024年3月に閉店してしまいました。
でもご安心ください!空港の目の前にはカフェや飲食店があります。
「与那国むんぶカフェ&バー」はむんぶステイ空港前に隣接している島唯一のテラスBARです。カフェだけじゃなくモーニングからディナーまで、メニュー充実!
「あったかランチ 島膳」は定食の種類が多くておすすめ。人気のジェラートは26種類、430円です。(2024年6月の価格)
◆アクセス:与那国空港前の道を挟んだ目の前(最西端観光の隣)
◆営業時間:9:00から17:00
◆定休日:不定休
お土産屋 「与那国町漁協 空港売店」
与那国町の漁協が営むお土産店なので、新鮮なカジキが買えちゃうんです。その他、カジキのジャーキーや干物、魚のオリーブオイル漬けなどおいしいものがたくさん。
泡盛ゼリーなど島の特産品も揃っているので最後のお土産選びはここで!
◆営業時間:8:30から13:30/16:30から18:00
※飛行機の離発着時に合わせて営業
お土産屋 「西泊もち屋空港売店」
与那国島の名産「クバもち」をはじめ、徳食品と上原食品が作る「つきあげ」、島酒(与那国、どなん等)、自家製練とうがらしなど、各種人気お土産を販売しています。
最西端到達の証明書「最西端の証」も販売中だとか。お土産にぴったりですね。
◆営業時間:飛行機の離発着時に合わせて営業
◆定休日:正月、旧盆
工芸品販売 「ひだまり工房」
与那国織の手作り雑貨、小物を販売されています。
糸を撚り、染める全ての行程を一から行う与那国織。その繊細さが身近に感じられる手作り雑貨、小物(ストラップ、ポーチ、財布、ストール、バッグなど)は、大切な人へのお土産におすすめです。
◆営業時間:8:30から18:30 (不定休)
◆定休日:不定休
レンタサイクル
「与那国サイクリングツアー(与那国空港”JALレンタサイクル”)」
島の魅力を全身で味わえる自転車。空港でレンタサイクルサービスがあるんです!荷物の一時預かりサービスもあるのがうれしいところ。
予約制ですが、当日も空きがあれば利用できるとのこと。
◆所在地:空港降りて右手、JALチェックインカウンター
◆営業時間:9:00~16:00
(返却は当日の17:30まで
◆代金:1日/大人3,000円、子供1,100円
与那国島に飛行機で行くには?
与那国空港へ向かう主なルートは、那覇空港と新石垣空港からの航空便があります。
与那国島ー石垣島航路
与那国空港へのアクセスの中で一番利用されているのは石垣島発着の航空便です。
石垣島は八重山諸島各島への交通のハブ地点でもあります。八重山諸島巡りの行き先のひとつに与那国島も含める、というのが一般的です。
石垣空港→与那国空港便は日に数回運行されており、プロペラ機に乗ってわずか30分程度で与那国島へ到着です。
与那国島ー那覇航路
もう一つの主要ルートが、沖縄本島の那覇から与那国島へ向かう航空便です。
那覇空港からは、与那国島への直行便が日に2便運航されています。(2024年6月現在)
那覇から与那国までは約1時間20分のフライトで、都市部から離れた最西端の島へ直接アクセスすることが可能です。
↓与那国観光WEB の交通アクセスページはこちら
与那国空港からのおすすめの移動手段は?
与那国島観光で一般的に利用されている移動方法は、レンタカーやレンタルバイク、タクシー、そして生活路線バスです。
それぞれ詳しくご紹介します!
①レンタカー・レンタルバイク
与那国島での最も自由度が高い移動手段は、レンタカーやレンタルバイクを利用することです。
レンタルショップは空港の近くにもあり、到着してすぐに借りることができるのも便利です。
台数に限りがあるので予約しておくのがおすすめです。
電話:0980-87-2441(空港前)
空港向かい徒歩1分程度の場所に店舗あり
◆米浜レンタカー
電話:0980-87-2148(空港・祖納)
空港内と祖納の事務所に受付あり(空港受付は要予約)
◆与那国ホンダ
電話:0980-87-2376(祖納)
空港・港への送迎は要問い合わせ
◆むんぶレンタカー
電話:050-5482-5932(空港前)
空港向かいの「むんぶてらす」にあり
与那国むんぶステイ公式サイト内、レンタカーのページ
◆民宿もすら
電話:080-9851-7779(久部良)
久部良に店舗あり、空港までの送迎あり
◆ミミズレンタカー
電話:0980-87-6664
あびゃんに宿泊される方は空港及び港まで送迎あり
↓与那国おすすめレンタカーのご予約はこちら↓
②タクシー
レンタカーを運転することに不安がある人や短期滞在者には、タクシーがおすすめです。
タクシーの運転手さんは地元の情報に精通している場合が多く、親切にガイドしてくれることもありますし、時間を気にせずに済むのも魅力の一つでしょう。
◆最西端観光株式会社 電話:0980-87-2441
③生活路線バス
与那国島には生活路線バスが無料で運行しており、島民の生活を支えています。
時間に余裕のある方にはコストを抑えつつ島を満喫する方法としておすすめです。
バスの本数は決して多くはないので、事前に時刻表を確認し、計画を立てておくことが大切です。
↓与那国観光WEB の交通アクセスページはこちら
与那国島を楽しむモデルコース2選!
遠いようで近い、日本最西端の与那国島。新石垣空港からは約30分、那覇空港からは約1時間20分です。こちらではそれぞれの空港を利用した日帰りコースをご紹介します。
石垣島から日帰り!
与那国島を楽しむモデルコース①
石垣島からはフライト30分!フェリーで波照間島へ行くには90分…と比べるとずいぶん身近に感じますよね。
このモデルコースは、見どころあふれる与那国島を日帰りで余すところなく満喫できるように組んでみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずはレンタカーを借りよう!
与那国島に到着したら、まずは移動手段を確保!レンタカーを手続きしましょう。事前に予約しておくのがベストです。
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天然の展望台!ティンダバナ(ティンダハナタ)
ティンダバナは、与那国島の北部にある大きな岩が印象的なスポットです。
ここは天然の展望台としても知られており、天気の良い日には台湾の山々を望むことができます。
特に夕日が沈む時間帯は絶景で、インスタグラムなどSNS映えするスポットとしても人気です。
雄大な自然を感じる!東崎展望台
東崎展望台は与那国島の最東端に位置するスポットで、ここからの眺望は壮大です。
展望台からは東シナ海が一面に広がり、晴れた日には波の音だけが聞こえる静けさの中で、自然を肌で感じることができます。
東崎は島の象徴でもあり、植物や鳥類も多く見られ、散策するのにも最適な場所です。
そのサイズ感に圧倒される!立神岩展望台
立神岩展望台からは、与那国島を象徴する巨大な立神岩が間近に見ることができます。
壮大な自然の造形は、まるで絵画のような美しさを呈しています。
写真を撮るにも、自然の壮大さを感じるにも、このスポットは絶対に外せません。
わかなそばでランチ
与那国でそばを食べるならここ!自ら育てた豚を使用してつくる、じっくり煮込んだ豚骨スープと三枚肉は絶品です。
与那国で唯一の製麺所である前盛そばの麺を使用した与那国そばです。
◆営業時間:11:30から14:00
◆定休日:火曜日
ここだけは外せない!日本最西端の碑
与那国島といえば、日本最西端の地として知られています。この島に来たら絶対に訪れたいのが「日本最西端の碑」です。
碑のそばまで行くと、目の前に広がるのは果てしない東シナ海。
晴れた日には、運が良ければ台湾の山々を望むこともできます。日本最西端に立つという独特の感覚は、他の場所では決して味わえないものです。
島の悲劇の歴史を学ぶ!久部良バリ
久部良バリは、かつての島の悲劇を伝える場所であり、深い歴史の理解を深める上で欠かすことができません。
今から200年ほど昔、きつい人頭税に苦しんだ与那国の人々は、人減らしのために村の妊婦を集め、ここの割れ目を飛び越えるよう命じたのです。
うまく飛び越えても大きな衝撃のため流産は免れず、また転落死する者もあったそうです。
レンタカーを返却して空港へ
島内の豊かな自然を満喫し、心地よい疲れを感じたところで、レンタカーを返却し与那国空港へ向かいます。
与那国島の小さな空港は、島のどこか懐かしい雰囲気を漂わせておりさりげない感動を与えてくれるでしょう。
空港に向かう途中の道では、青く広がる海を一望でき、帰り道もまた旅の素晴らしい思い出になるはず。
那覇から日帰り!
与那国島を楽しむモデルコース②
那覇空港発、与那国島の魅力をたっぷりと味わうことができる日帰りモデルコースをご提案します。
那覇からは直行便で約1時間20分、朝早く出発して夕方には那覇に戻るスケジュールになります。
まずはレンタカーを借りよう!
与那国空港に降り立ったら、さっそくレンタカーを借りて自由な時間を最大限に活用しましょう。時間節約のためにも、予約は必須で!
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観光船で海底遺跡を見に行こう!
与那国島の海には、神秘的な「与那国海底遺跡(海底地形)」があります。これはダイバーの間では有名なスポットですが、ダイビングができない方でも観光船から海底の様子を見ることができます。
船から透明な海を眺め、巨大な石のブロックが積み重ねられたかのような遺跡を観賞するのは、まさに一生の思い出になるでしょう。
ファンには堪らない!Dr.コトー診療所
与那国島といえば!多くの人々を魅了してやまないドラマ「Dr.コトー診療所」の舞台として有名です。
ドラマファンなら一度は訪れたい、舞台となった診療所が実在します。ファンならたまらない聖地です。
内部は当時のセットを再現した展示スペースとなっており、ドラマの世界に浸ることができちゃいますよ。
島のシンボルは外せない!立神岩展望台
やはり島のシンボル、立神岩は外せません。立神岩展望台にはトイレも常備されています。
与那国馬も間近で見れる!東崎展望台
与那国島の代表的な観光地である東崎展望台は、壮大な自然が広がる絶景ポイントです。
なだらかな牧草地には、フォトジェニックな与那国馬や牛が放牧されています。のんびり風景に癒されましょう!
運が良ければ台湾が見えるかも!日本最西端の碑
やはり外せないのが「日本最西端の碑」。天気次第では台湾の島影が見えます。ロマンたっぷりの風情を堪能してくださいね。
レンタカーを返却して空港へ
おつかれさまでした!時間に余裕があれば空港近くの食堂やレストランで一休みして、思い出を振り返ってくださいね。
まとめ
与那国空港の情報と与那国島の見所を凝縮した日帰りモデルコースをご案内いたしました!ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
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